缶   詰


 旅システムさんのエントリ配信

2008/08/25
風刺漫画家 のざわゆきお氏――漫画でつづる近現代史

投稿: 旅システム (10:56 am)
  のざわさんは、クリスチャンセンターに勤める傍ら、社会風刺のひとコマ漫画を描いていらっしゃいます。時事ネタの他、環境人権平和等を中心テーマに、展覧会や雑誌等で創作活動を展開中です。今回はたくさんある作品から6点を缶詰に掲載させていただきました。
(青木)
 



まわし喰い
   
 従軍慰安婦をテーマにしました。なぐさみものとなって、使い捨てられた人生を思うと、辛い気持ちになります。私には珍しく、重い色調で、気持ちを抑え切れなかった作品。


未国籍領理
   
 形が竹島に似ていますが、鉄板の上の食べ物を、日本ではお好み焼き、韓国ではチヂミと呼んでいます。ヒートアップしないうちに、卓を囲んで解りあえる日が来て欲しい。


節操なき改題
   
 同じ絵なのに、タイトルさえ代えてしまえば反対の意味になるのは、ある意味恐ろしいことかも知れません。戦意高揚作品を描いた美術家は、戦後誰も責任を取っていない。


日本語教室
   
 かつての某国首相のスローガンですが、反対から読んだところ、まったく別の意味になりました。アジア近隣諸国とは、今日までの意識のズレが続いているのでしょうか。


花咲かぬ爺さん
   
 日本の昔話でおなじみの花咲か爺さんを、米軍がベトナム戦争で撒いた枯葉剤で、パロディ化してみました。戦争を金儲けの道具にし、環境を汚染しているのはこの国です。


不自由飛行
   
 沖縄は上空から順に、米軍機、自衛隊機、民間機と飛行エリアが分かれ、その様子を、白ワシ(米国国鳥)、キジ(日本国鳥)、ノグチゲラ(沖縄県鳥)で風刺しました。
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