内山 博の基地ミニ講座



2007/04/13
憲法無視の海外派兵集団を発足

執筆者: 旅システム (3:07 pm)
 陸上自衛隊は3月28日中央即応集団を発足し、約3,200人の海外派兵が本来任務化された。
現在の自公政権は、自衛隊を憲法を完全に無視したものにさせたことになる。
 多くの人が仮に自衛隊を認めたとしても、それは日本国の防衛のためだけで、海外の派兵を認めているわけではないだろう。
 この集団は、米軍再編に伴い2011年に在日米軍司令部があるキャンプ座間に移設される。
 米軍の再編は東アジア・東南アジアに緊急展開体制を構築し、ハワイとドイツに機動力のある(48時間以内に世界の何処にでも派兵できる)ストライカー旅団・高速輸送船・,大型輸送機を配置し武器の軽量化を計っている。
 自衛隊もこの再編と連動する改革を行なっている。北海道の自衛隊は総合近代化師団・旅団と位置づけて本州と区別されている。
4月1日真駒内の11師団が旅団化された。ストライカー旅団と将来ともに行動するのか。
 北海道は主力部隊として、先遣隊に続いて派遣される本隊約1,260人に編成される。
 世界の人々は、日本を先の大戦で原爆を2回も受けた国として、平和を大切にする国民と見ているし、海外へ軍隊を派兵しない国として認めている。
 海外へ派兵しないと一人前でない、世界が認めないと誰が言っているのか。
 アメリカだけじゃないのか、へんな話しだ。
 改憲は海外派兵体制の仕上げ。
 絶対に阻止しなくてはならない。
 憲法9条をまもろう!
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